手っ取り早く始めたい会社員のためのFXマニュアル

FX取引のやり方~基本~

 

FXを始めるために用語やルールを理解するのはもちろん大切ですが、全部覚えてからと思っていてはいつまでたっても始められません。

 

やってみることで覚えて行くことも多いので、ここでは難しいことを端折って、最低限必要なFXの基本的な取引法をイメージでつかんでみましょう。

 

FXとは、2種類の通過(たとえば米ドルと円)を両替する取引です。
 (詳しくは→図でわかるFXのしくみご参照)

 

 

外貨両替利益の図

 

外貨が安い時(円高の時)に買って、
外貨の値段が上がったら(円安になったら)売ると利益が出ます。

 

 

外貨を買うだけじゃなくて外貨を売ることから始めることもできますが、時間のない会社員には、感覚的にわかりやすくリスクが比較的少なめの 『買い』 から入ることをおすすめします。

 

外貨が安い時(円高の時)に買って、値段が上がったら(円安になったら)売る

 

これを呪文のように唱えて頭に叩き込んでください。

 

 

管理画面での操作

 

FX取引の管理画面や操作は、どこの会社でもだいたい似たような作りになっています。

 

独自性を出して他社と違うように作る会社もありますが、

使いにくい

というユーザーの声で、だんだん同じようになっていくのです。

 

 

なお、FX初心者の方は、感覚をつかむまではパソコンで利用することをおすすめします
大切なお金を扱うものなので、まずはPCで見て、慣れて来たらスマホを使うようにして下さい。

 

 

それでは、DMM FX の管理画面を例に基本操作を見て行きましょう。
なお、FX会社の管理画面はしょっちゅう変わるので、一例としてご覧下さい。

 

 

 

 

 

管理画面に用意されているもの

 

それぞれ呼び名は若干違いますが、基本は同じです。 (例: 『口座管理』 と 『口座残高』 など)
FX管理画面

 

 

口座情報照会、注文関係、入出金指示などのメニューバー(図中青文字)

 

現在の口座残高や取引の履歴がわかる 『取引照会・口座管理』

 

注文に関する 『新規注文』 『決済注文』 『注文変更・取消』

 

口座からお金を出し入れする時に操作する 『入金・出金』

 

 

取引をする上で参考になるリアルタイムのニュース(図中緑文字)

 

「東京外国為替市場で豪ドル円は軟調」 「主な要人発言」 など

 

 

各2通貨(ペア)の売買レートがわかるレートパネル(図中赤文字)

 

2つの通貨の売値や買値、金利差、前の日との比較 などの一覧

 

 

値動きがグラフでわかるチャート(図中黄文字)

 

縦軸は価格、横軸は時間を表したグラフ(ローソク足という)

 

 

上記③~④のようなものは『パネル』と呼ばれ、他には、今現在の損益状態がわかるポジション照会や、注文内容がわかる注文照会など、いろいろなものがあります。

 

各パネルはウィンドウのようなもので、好きな位置に配置換えできるFX会社がほとんどです。

 

↓パネルごとに移動できるケース多

 

 

で、どんな注文をすればいいの?

 

パソコンの前に向かう時間が少ない会社員には、

ドルを買って円を売る 取引を IFO で注文することをおすすめします。

 

※スマホ取引でももちろん良いですが、初心者の場合は画面が広く見やすいPCを使った方が注文ミスが少なく済みます。

 

 

では順を追ってわかりやすくご説明します。

 

なぜ「ドル/円」か? なぜ「買い」か?

 

「ドル/円」は「どるえん」と読み、円とドルの交換取引をいいます。

 

FXでは外貨を持っていなくても 「売り」 から入れますが、会社員には絶対的に「買い」をおすすめします。 というより、「売り」から入ることはおすすめしません

 

 

その理由を含めた詳しい説明は、⇒FXのいろいろな手法をご覧下さい。

 

 

 なぜ「 IFO(アイ・エフ・オー) 」か?

 

そして具体的な注文方法としては、IFOという方法をとります。

 

言葉で理解するのは難しいので、ここでは取引画面でご説明します。

 

詳しく知りたい方は⇒FXのいろいろな手法をご覧下さい。

 

 

以下は外為ジャパンの操作ですが、基本的にはどのFX会社も操作は似ています。

 

まずは「注文タイプ」を「IFO」にします。(図の黄色い丸の部分)

 

 

※外為ジャパンの例 
IFO注文画面

 

①で『買』になっているのを確認して下さい。(初心者向けにわかりやすく『買い』で説明します) 

 

たとえばわかりやすく、今の相場が1ドル=100円だった時に、1ドル=90円になったら買うという注文を②で入れます。「90円」 の指値で買い注文

 

 

 

そして買えた(注文が成立した)後、今度は1ドル100円に戻った時に売って利益を出したい場合、③で注文を入れます。  「100円」 の指値で売り注文

 

 

でも、もし買った値段より円高(1ドル=90円未満)になってしまったら、損がふくらまないように、1ドル=80円で売って10円の損は諦めるという注文を入れます。「80円」 の逆指値で売り注文

 

 

この3つの同時注文を、IFO注文と呼びます。

 

 

ちなみに、④の期限については、新規発注(複合一次注文)は『今日中』もしくは『今週中』にしておき、決済注文(複合二次注文)を『今週中』あるいは『無期限』にしておくと無難です。

 

注文を入れたら 気長に待とう

 

FXに限らず投資に関しては、短期と長期とを比べると利益が安定するのは長期投資です。

 

なぜ長期投資だと利益が安定するか?について説明するとまた難しくなって来ますので、ここでは、長い期間運用した方が儲けが出やすいんだなという風に思って下さい。

 

特に会社員の場合、わずかな時間にのぞいた管理画面で
マイナスの赤数字が目に入ると落ち着いていられなくなり
不安感から注文を入れ直してしまうことが起こりがちです。

 

 

せっかく損切りの注文を入れておいても、実際に赤字を見てると
耐えられなくなり、感情で動いてしまうのです。

 

 

また、短期売買をしていると毎日の動きが気になり、仕事中でもドキドキしてしまいます。
多くの人が 「精神的に良くない」と言っているのは、短期売買の場合です。

 

 

慌てず騒がず、取引が成立するのを気長に待ちましょう。

 

 

  

 

 でもここには注意!

 

気長に待つのはいいのですが、あんまり長いこと忘れてしまうと困ることがあります。

 

たとえば注文の有効期限を 「無期限」 とした場合、注文を入れていたことを忘れているうちに、為替の状況が大きく変わっていることもあり得ます。

 

 

極端なたとえ話で言うと…

 

 

 

だからできれば週に一度は管理画面を開き、いったん注文を取り消して新たに考え直すことをおすすめします。