手っ取り早く始めたい会社員のためのFXマニュアル

FXの手法にはどんなものがあるか?

FX取引の難しさの一つの原因には、その手法が多いことにあります。

 

すへてを勉強してから取引を始めるのが理想ですが、そんなことをしてたらいつまでたっても始められません。

 

そのため、よくわからないまま始めて痛い目に合う人も多く、「FXはやめた方がいいよ」 という話につながることが多いのです。

 

 

例えて言えば、

 

   何かプロジェクトを進める時には…
FX手法イメージ

 

同じようにFXも、短期取引と長期取引、自動売買に少額取引、レバレッジ取引など、要素の組み合わせにより何通りもの手法があります。

 

会社員に合うFX手法とは?

 

そこで、パソコンの前に向かう時間が少ない会社員には、

 

 

ドルを買って円を売る

 

取引を IFO注文 でし、

 

長期で運用

することをおすすめします。


 

と… ここでいきなり難しい言葉が出てきて、ひるまれた方も多いのではないでしょうか?

 

 

順を追ってご説明しますので、まずは言葉として、「ドル/円、長期、IFO(アイ・エフ・オー)」と覚えて下さい。
  

 

なぜ「ドル/円」か?なぜ「買い」か?

 

 

「ドル/円」は「どるえん」と読み、円とドルの交換取引をいいます。

 

FXでは外貨を持っていなくても「売り」から入れますが、会社員には絶対的に「買い」をおすすめします。 というより、「売り」から入ることはおすすめしません。

 

 

その理由は、持ってもいない通貨を「売る」のがわかりにくい事はもちろんですが、アメリカの方が日本より金利が高いからです。

 

 

ん??? と思ったあなたは正常です。これじゃ意味がわかりませんよね。

 

でもまずは下の図を見て下さい。

 

 

アメリカの金利    日本の金利

 

 

FXでは売買の差額を受け渡す他に、スプレッドという金利の差もやり取りします。

 

日本円と外貨の交換を前提に話をしますと、

 

①のケース

日本より金利が高い国の通貨を買えばスプレッドがプラスになるので、ずっと長い間その外貨を売らずに持っていても、スプレッドの分の利益はもらえます。

 

②のケース

日本より金利が低い国の通貨を買えばスプレッドがマイナスになるので、今度はその外貨を持っている間中、スプレッドの分が差し引かれてしまいます。

 

 

将来はどうなるかわかりませんが、とにかく今はアメリカの方が日本より金利が高い、すなわち、米ドルを買って円を売るならスプレッドが引かれずに済むというわけです。
  

 

 

IFO(アイ・エフ・オー) ってなんだ?

 

具体的な注文方法としては、IFOという方法をとります。

 

IFO注文とは、利益確定と損切りの両方の決済注文を同時に発注するやり方です。

 

 

たとえばわかりやすく、今の相場が1ドル=100円だったとします。1ドル=90円になったら買いたいので、その場合は 「90円」 の指値で買い注文となります。

 

 

 

 

そして買えた(注文が成立した)場合に、今度は1ドル100円に戻ったら売りたいとします。その場合は 「100円」 の指値で売り注文です。

 

 

 

 

でも、もし買った値段より円高(1ドル=90円未満)になってしまったら、損がふくらまないように、1ドル=80円で売って10円の損は仕方なしとしたいです(⇒損切り)。

 

その場合は 「80円」 の逆指値で売り注文をすることになります。

 

 

 

 

この3つを同時に発注できるのが、IFO注文です。

 

 

 

 

今度は、外為ジャパンの例で注文操作を見てみましょう。

 

IFO注文画面

 

まずは、黄色い部分の「注文タイプ」 から 「IFO」 を選びます。 (他のFX会社で、IFOが無い場合はイフダンでOK)

 

①で「買」になっているか確認

②で買いたい値段を指定

③で売りたい値段(指値と逆指値)を指定

④で注文の有効期限を指定(今日中か今週中)

 

 

※実際のFXの注文ではもっと細かい値刻みになります。
 (例)1$=100.085円で買って、1$=101.132円で売るなど

 

※注文の有効期限は、最初の注文(②)が通ったら、後から決済注文(③)の期限を「今週中」か「無期限」に変更しておきましょう。変更しておかないと注文が消滅してしまうからです。

 

 

 

 

なぜ長期投資か?

 

FXに限らず投資に関しては、短期と長期とを比べると利益が安定するのは長期投資です。

 

2014年6月28日の日経新聞に載っていた調査でも、長期間運用した資産の方が元本割れのリスクが減るという結果が出ていました。

 

 

なぜ長期投資だと利益が上がりやすいか?については複利効果などまた難しくなって来ますので、ここでは、長い期間運用した方が儲けが出やすいんだなという風に思って下さい。

 

 

特に会社員の場合、わずかな時間にのぞいたパソコン画面でマイナスの赤数字が目に入ると落ち着いていられなくなり、不安感から注文を入れ直してしまうことが起こりがちです。

 

 

FXあせり

 

せっかく損切りの注文を入れておいたのに、実際に赤字を見ていると耐えられなくなって感情で動いてしまうのです。

 

 

また、短期売買をしていると毎日の動きが気になり、仕事中でもドキドキしてしまいます。
多くの人が 「精神的に良くない」と言っているのは、短期売買の場合です。

 

 

実体験 ~ご参考まで

 

以下は私が昔やっていたブログに載せた成績の一部です。

 

    

 

 

これを見ると、利益が出ると気が大きくなり、次には大損しているのがわかります。

 

こんな事態を避けるためにも、理性に沿った注文を出した後は、あまり管理画面をのぞかず、注文が成立(約定)するのを待っている方が無難です。

 

 

 

 

↓初心者にもわかりやすいFX